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サン・マロ湾の上に浮かぶ美しい修道院
今日の画像はユネスコ世界遺産に登録されているモンサンミッシェル。フランスのノルマンディー地方にある小島、及びその上にそびえる修道院です。その歴史は古く、8 世紀初頭にアヴランシュ司教オベールが大天使ミカエルのお告げを受け、この岩山に聖堂を建てたことに始まります。その後増改築を重ね、13 世紀ごろには現在のような形となりました…
また、モンサンミッシェルは、潮の干満の差が非常に大きいサン・マロ湾に位置しており、満潮時には海に浮かび、引き潮時には陸と繋がるという特異な地形を持っています。このため、かつては巡礼者が潮に飲まれて命を落とすこともありましたが、1877 年に対岸との間に地続きの道路が作られ、現在では潮の干満に関係なく島へ渡れるようになっています。