© Andrea Pucci/Getty Images
水没した地下聖堂
サン・フランチェスコ聖堂は、イタリアのラヴェンナ県にあるロマネスク様式の教会です。5 世紀に建造されたものの、9 世紀には取り壊して再建され、四角い鐘楼が増築されました。教会の内部はシンプルな三廊式の構造で、12 本の柱で仕切られています。そして、最大の見どころは、今日の画像の水没した地下聖堂です…
柔らかい湿地帯の上にあるラヴェンナは、街全体が徐々に沈下しているといわれており、特にこの地下聖堂は、現在約 30cm 水中に沈んでいます。水中では金魚が古代の柱の間や水没したモザイク画の上を滑るように泳ぎ、訪れる人々は幸運を願ってコインを投げ入れるそうです。